介護の必要性について

介護の必要性について

何方でも分け隔てなく歳を重ねます。いくら若いからと言って我こそは。と言う方はいないでしょう。しかし勘違いをしている場合は多々あると見受けます。まだ将来の事として片づけている場合、自分の健康に自信のある場合、介護すべき身近な家族を持っていない場合などとても勘違いしやすいのだと思います。

 

自分を含めて介護が必ず必要になる事態を今から常に考えていなければならないのです。国の政策としても高齢化社会をにらんだ方向性を打ち出す事が遅ればせながらすすんできました。

どのような介護の形が理想なのか?

実際に介護を経験すると想像以上の現実的な問題に遭遇するのが常です。おそらく社会のシステムがかなり整っていてもやはり避けては通れない道だと思っています。そこには人の真心と言うものが存在するからです。最近は地方も含めて介護施設の充実は進んできましたが、おそらくすべての場所でその数が足りないという問題を抱えているはずです。

 

又各施設の質の向上も多く求められているのでしょう。もし仮にそれらのすべての問題が解決でき整った時はたして我々は満足な老後を送る事ができるのでしょうか。実際の介護をするにあたって、どうしても家庭内で支えきれない事柄は伴うのが常です。専門の介護システムが無ければかなりの場合破綻してしまうでしょう。どのような優しい気持ちがあったとしてもです。

 

私自身幾度か家族の介護を経験してきました。高齢で徘徊が始まった母の時は毎日ずいぶん気をもんだものでした。一日中目が離せず、それでも駅の交番にお世話になったことが幾度かありました。昔住んでいた故郷に帰りたいと電車に乗ろうとしていたのです。

 

本人の話を聞いて見ればその気持ちは痛いほどよく解るのですが自分たちにも生活はありその状況をずいぶん悩みました。しかし話に乗ってあげると一時的には平静を取り戻し又いつもの暮らしが始まるのでした。話に乗ってあげる事だって自分たちの貴重な時間を多く消費しなければなりませんが でも一般には可能な事ではないでしょうか。

 

父のケースを思い起こしてみると98歳にもなるのに日々の買い物や自分の食事の支度までしていました。決まった時間自転車で運動の為に欠かさず外出もしていましたがある日私たちが外出から戻ってみると父が台所で倒れていたのです。

 

すぐに救急車を呼び病院に搬送されましたが幸い普段の自分の努力が実って一命をとりとめる事ができましたが、右半身の自由と日常の会話を失って。それでもこちらの話は通じるようで完全に意思疎通がたたれたわけではありませんでしたが日常生活は一変してしまいました。食事はもとよりトイレから身の回りのこと一切介助が必要になってしまったのです。

 

とても頼りにしていた父でしたからこのような状況の中で対応を本当に迷ってしまい 心当たりの各方面に相談を重ねやっとの思いで老人ホームの入所を勧められました。気持ちの整理がつかぬまま手続きを進めお互いに落ち着きを取り戻してはじめて その方法しかないと理解できたのでした。

 

無理をすれば自宅での介助も不可能ではなかったのかもしれませんが、そうする事による私達の生活が破綻してしまう事を忘れていました。この二つのケースを後に顧みて、人は心の限りを尽くすべきだ、しかし限界をわきまえなければならないと気付く事になったのです。

 

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